わたしが最近一番使っている焚き火台、ピコグリル398ですが、ちょっとした道具を追加することで使い勝手が劇的に良くなり、焚き火での調理などがぐっと楽になるんです。
今回は、実際にわたしがピコグリル398に追加して使っている道具で、買って本当に良かったーーと思っている道具の紹介をしまーす♪
ピコグリル398 とは
まあ、焚き火スト・キャンパーの間では 2011年にスイスSTC社からリリースされたピコグリル398 はとても知名度の高い焚き火台&グリルだと思いますが、簡単に紹介しておきます。
超軽量でコンパクト、組み立て一瞬、良く燃えてソロ~2人の焚き火コンロ・グリルとしても使えるピコグリル398!2020年6月~、火床に ”Picogrill” のロゴの打ち抜きが入りました。
シンプルなパーツで、本体とスピット(串)×2、ケース込みでたったの498g。ケース収納サイズはA4よりちょっと大きいくらいで、本体とスピットを入れて厚さは約1cm。(スピットは元々はオプション品でした)
組み立て、片付けが超簡単
一体型のフレームを開いて、火床(シェル)を載せる簡単2ステップ。
火床の形状から、着火も簡単で良く燃えます。(基本的に薪を平行置き)
ピコグリル398 Picogrill 398
わたしは、もうこの優れたプロダクトデザインと作りの精度の高さ、そしてポータビリティを含めた実用的な使いやすさに、とっても大好きな焚き火台の一つです。
超軽量でコンパクト、組み立て一瞬、良く燃えてソロ~2人の焚き火コンロ・グリルとしても使えるピコグリル398!この性能とシンプルな作りのおかげで偽物コピー商品も多いですね。ということで、わたしが実際に使っているピコグリル398と、購入してみ[…]
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灰受け(だけじゃなーい)
ピコグリルは火床のスリットから結構灰が落ちるので、灰受けとして買ったのが、キャプテンスタッグのステンレストレー。
そもそもは、キャプテンスタッグのグリル用のサイズで作られているようです
ピコグリル398の下に置いたジャストフィットなキャプテンスタッグのステンレストレー
枯葉が下にあるような状況でも、燃え炭が下に落ちて燃やすなんてことを防ぐことも出来ます。
このキャプテンスタッグのステンレストレー(大)はピコグリル398の灰受けとしてジャストフィットで、収納ケースにもギリ一緒に入ります。ピコグリル398ユーザーには本当にお勧めです。
なんと、ピコグリルを焚き火しながら自由自在に移動できるんです!
灰受けにする目的で買ったのですけれど、このトレーにピコグリル398を載せることで、焚き火中に簡単にピコグリルを移動できます。
砂浜の上でも、トレーをスルーっと滑らせてピコグリル398を動かすことができます。こんなこと普通の焚き火台では不可能です、これは劇的で感激です。
調理するときはピコグリルをテーブルの向こうに置き、焚き火で温まるときは近くに寄せてくる。
風向きによって焚き火台の位置や向きを変えたり、、、焚き火台の置き場所が焚き火したまま自由自在です!
こないだ、和田長浜海岸で風のなか焚き火したとき、風に合わせて焚き火台を自由に動かせて、このトレーを使ってて良かったーーと、良さを再認識しました。
焚き火の後始末が超簡単に!
最後は、拭き取ったティッシュなどをごみ袋に入れてごみと一緒に炭灰を持ち帰ります。
これだと、焚き火台に水を掛けて劣化させることもなく、楽に後片付けができます。
ちなみに、ピコグリルの火床厚は0.2mmととても薄く、炭灰を落とすと約60秒で手で触れるくらいに冷めてしまいます。これもピコグリルが片付け簡単な理由の一つです。
キャプテンスタッグ CAPTAIN STUG 灰受けステンレストレー
ゴトク・網ロストル
ピコグリルのスピット(串)をゴトクにして、クッカーやスキレットとかを載せるとちょっと不安じゃないですか?
スピットが滑って動いちゃうし、ちょっと重いものだと曲がったりバウンドしたりと。耐荷重的にはスピット2本で5kgくらい載せられるんですけれど、それでもねー。
そこで見つけたのが、A4サイズ軽量焚き火台用、ゴトクと網ロストル。
このゴトクとロストルは、純正のスピットよりも太いステンレス棒で作られておりしっかりしています。また、ピコグリルのフレームに引っかかるように作られているので、とても安心感があります。ちょっとした道具に見えますが、このキャンピングムーンのゴトクとロストルはとても作りの精度が高いです。
まず、ピコグリルに置いてがたつき無し、二つとも面が綺麗に平らに作られていて凸凹が無く、鍋などを安心して置くことができます。二つ並べて使うときも高さが揃っています。
また、火ばさみなどで掴んで動かしやすくなっています。
ピコグリルのフレームにがっちり乗っかってしっかりしているので、鍋や鉄板などをトンと置ける(このトンと置けるのがいいんです!)し、食材を載せて焚き火で直焼きも手軽に楽にできます。この楽ってところがいいんです、お勧めです。ちなみに、Tokyo Camp 焚き火台にもフィットします(3つ置けます)。
このゴトク・ロストルがあるとピコグリルでできることがぐっと増えますし、楽にできるようになります。
キャンピングムーン CAMPING MOON ゴトク
キャンピングムーン CAMPING MOON 網ロストル
ピコグリル純正のスピット(串)
ピコグリル398の純正のスピット(串)最近は本体とセットで販売されてることが多いようですが、これはオプション品です。
上記では、このスピットはゴトクとしては不安だー、と言ってゴトクとしては別の道具を購入して使っていますが、これも当然ゴトクとして使えます。持っていく道具の重量をもっと切り詰めたいとなったら、ゴトクとしてこのスピットを使うと思いますが、
ゴトクとして不安な要因の一つはこのスピットの径(太さ)が3mmってところなのですが、この径が実は焼き串として絶妙なんです。
このピコグリル純正の3mmスピットは、先端が軽く削ってあり楽に食材が刺せるし、食材の大きさに合わせて軽く曲げて刺すこともできます!そして棒が2本なので、刺した食材が回ってしまうこともありません。
偽物ピコグリル(パチグリル)ではこの径が3.5mmだったり5mmだったりするものがあって、それはゴトクとしてしっかりしているのかもしれませんが、以前にパチグリルの3.5mmスピットでソーセージを刺して串焼きにしようとやってみたところ、3.5mmでは太すぎてうまく刺せない(ソーセージが割れてしまった)んです。
串焼きには絶対お勧め、ピコグリル純正3mm径スピット!
ちなみにシェル(火床)の端に空けてある小さな穴は、スピットの掃除用の穴で、そこにスピットを通すことでくっついた焦げなどを落とすことができるようになっています。
ここまでの道具は、全てピコグリル398の収納ケースに一緒にギリ入ります。
ダイソーのスタンド付焼網とステンレストレー
ダイソーのスタンド付網は、サイズが 27×21cmでピコグリルの収納ケースに入ります。スタンドを立てた時の高さは6cm。
純正スピット2本では不安な鉄板などを載せると少し安心感が増しますw 薄い網なので重い物を載せるとたわみますけれども。
もちろん焼網としても使えます。
そして、このスタンド付焼網と、ダイソーのステンレストレーを使ってピザ!
ピコグリルの火床の下に、スタンド付焼網を立ててセットし、そこにステンレストレーに乗せたピザを置きます。
コツは、ピコグリルの火床に灰がたまる前に熾火をためた時が焼き頃です。灰がたまると火床下への熱が下がってしまうので。
ラージメスティンサイズ4.5mm厚鉄板
焚き火台専用の道具ではありませんが、ピコグリル398にソロでピタリの鉄板がラージメスティンサイズの4.5mm厚鉄板だと思います。
重量が740gありますが、肉をおいしく焼くにはこの鉄の重量が重要なんです。
この記事のここまでの画像で何回か登場している鉄板です。鉄板の蓄熱効果でステーキ肉などをふっくら焼くことができ、肉を焼いてそのまま火から降ろしても肉が冷めずにおいしく食べることができます。スキレットにくらべて高さが無いのでバッグに収納しやすいところも気に入っています。もちろんラージメスティンの中に入ります。
ハンドル用の穴が開いてないタイプの鉄板ですが、トングで持ち上げることができます(740g)。穴ありで別売りのハンドルもあります。
黒皮鉄板4.5mm厚 ラージメスティンサイズ
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