若洲公園キャンプ場で雨の焚き火ナイト2024.4.25

東京都江東区若洲公園キャンプ場で焚き火好きが集まる焚き火ナイトにまた焚き火番として参加してきました。ルールは事前参加表明をして、開催時間内に来て好きに帰る。自分のチェアやカップ、カトラリー類、自分の飲み物や食べ物を持って来てシェアしても良い。運営側で薪や焚き火道具、簡単な調理道具、網などは用意。後でキャンプ場代金や薪代などの共通経費は割り勘。テント泊は若干の追加料金で可能という感じのゆるいルールですw

しかし、今回の開催地は江東区若洲公園で2024年4月25日ということで、事前の天気予報は雨90%💦

主催者のワダさんと降水量が1mm/h以下くらいなら、ぎり傘いらない程度なんで風がなければタープで行けるんじゃね?じゃ焚人さんが来てくれるならということで?開催を強行、、、さてどうなるものかw

川島商店で前日に薪を調達

ワダ「最近、若洲公園で売っている薪ってすごい値段が上がっちゃったのよね。焚人さんのほうで良さそうな薪を調達してもらえます?」

了解っす!良い焚き火は良い薪から、ということで、前日になじみの炭と薪の専門店、府中市八幡町の川島商店さんに行ってきました。

相変わらず、川島商店の店前にナラ薪が山積みです。 薪の上に置いた郵便受けもいつも通りw

川島商店さんでは2年前くらいから、定番のナラ薪だけではなく多種な木を樹種毎に薪にしたものを販売されています。

販売されている樹種は入荷した木を薪にして売るというスタイルなのでいつも同じものを売っているわけではないので、注意は必要です。定番のナラ薪は常時在庫されています。

今回は、桜、樫(カシ)、楠(クス)、椋(ムク)、欅(ケヤキ)、もち、榎(エノキ)、、、etcが並んでいました。

薪の在庫状況については、川島商店さんのX(Twitter)をフォローするとお知らせが入手できますよ。

(有)川島商店のX(Twitter)はこちら> https://x.com/kawashimanomaki

ゴールデンウィーク中も休まず営業されるようです。
営業時間:8:00 〜 18:00
お問い合わせは気軽に電話してくださいとのことです。

川島商店 Tel: 042-361-2458

それと、これは最近始められたのが、薪を作るときにできる端材(寸足らずや、節目の端材など)を樹種ごとにまとめて、クズ薪として一箱(約10kg)100円セールを始められております。

いちおう、エクスキューズを入れておきますが、川島商店で売られているこれらの木の入手は、依頼があって伐採したものや、植木屋さんが本来は産業廃棄物として捨てるものをもらい受けたりしたものを薪にされています。

お店に行ったのは、閉店30分前の17:30。車を店横の倉庫前の広場に入れて、こんばんわ~と入店すると。

いらっしゃいませーと、奥から出てこられたのが社長!

顔を見るなり「あ、焚人さん、おせわになっております。おかげで最近よく買っていだだけるようになって助かっています!」

いや、社長はわたしがこのサイトで川島商店さんを何年も前に紹介したから客が増えたと思い込んでいらっしゃるようで、そりゃたしかに少しは貢献したかもしれないけれど一番は最近始められて頑張っておられるX(Twitter)の影響じゃないかなあ💦

でもまあ、わたしが何度もここで取り上げているのは、川島商店さんがとても貴重な薪屋さんで、良い薪の販売をこれからも続けて欲しいからなのです。いろんな樹種の薪を買えるお店なんて他には知りませんし、社長さんのことも大好きですしねw。

ホームセンターで広葉樹の薪を買おうと思ったらたいてい雑薪(いろんな広葉樹が混ざった薪)でたまにはナラ薪を売っているところもありますが、広葉樹であってもアカシア薪(火付が良いので初心者にはおすすめですが)や皮剥いたあとの楠(火付は悪い)だったり、なにより炭は売っていても薪は置いていないとか、有っても針葉樹薪(スギ、ヒノキ)しか置いていないところとか多いですからね。

アウトドア専門店でもなかなか多彩な薪を売っているところを知りません。

ちなみに、焚き火を楽しむなら広葉樹の薪を強くお勧めします。火付けや調理のみに使うなら針葉樹もありですが。

薪について詳しくは下記の記事をご参照ください▼

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焚き火やキャンプを楽しむための薪の種類、選び方、針葉樹?広葉樹?どこで手に入れる?どこに売っている? 木には針葉樹と広葉樹があり、薪として売られているものもこの2種類があります。焚き火やキャンプをする場合にはどちらを使えば、というか[…]

社長との雑談が楽しくて、かれこれ1時間ほど話し込んでしまいましたが、
おかげさまで最近は遠いところからもわざわざ買いに来てくれるんだよと。

ちなみに、群馬や埼玉、宇都宮、長野とか、、、
えーー、どこも薪はありそうですやん?
いや、どこも山は針葉樹(スギ、ヒノキ)だらけになってしまっているんだよ。
なるほどなあ。(それで、花粉がひどいのか)
こないだは、小笠原に送ったよ。えーーーー

って、送料はかかるけれど依頼があればどこでも送ってもらえるようですよ。
送料の方が掛かっちゃうような気もするけれどそれでも、たまに依頼されて送られているそうです。

社長が、もう最近はいろんな木の持ち込みが多くていっぱいになっているんだよ、といって隣の倉庫前に案内されたら、ちょっと凄いことになっていました。

いやいやいや、これじゃ奥の倉庫にいけないじゃないですかー?

そうよ、倉庫に行くのにこの木の山を超えていかないといけなくて大変よ!だから最近は木の受け入れを止めちゃっているんだよ。

みなさーん、店頭の薪がさばけないとこの木の山が減りません。

川島商店で薪をどんどん買ってくださ〜いw

100円のクズ薪でも売れるとスペースが空くので嬉しいんだよ、とのことですよー

ということで?メインの薪は桜の薪を一箱660円、、、これは今回女子の参加者が多いと聞き若干のうけ狙いw
まあ、桜薪はそんなに強くはないが薫りが良いということで。ナラ薪と比べて着火はしやすいが燃焼時間はそう長くないというのが定説です。
それと、火付けは難しいが薪の王様(火持ちと火力で)と言われている樫(カシ)のクズ一箱110円を買って帰りました。

雨の焚き火ナイト

準備は万端、なんなら長期北海道キャンツー用に新たに入手した雨対策キャンプグッズのテストもできるな、などと考えてはみたものの、普通の人ってこんな雨の日に来ようと思うものなのか?

主催者のワダさんは確定だけれども他の参加者って集まるのか?

若洲公園キャンプ場の天気予報

う〜ん、真夜中には雨は止むようだけれど、開催中は傘が必要な降水量2mm/hの時間もありますやん💦
まあ風速3m/Sくらいなら、若洲公園の周りには林があるのでそう気にしなくてもよさそうだけれど。

と、ワダさんと15時過ぎには現地集合し16時開始に備えてタープを張り準備をしていたら、定刻にまず二人到着w。

雨のタープ設営

タープは、難燃性が高いT/Cタープではなく(持っていない💦)、ちょっと厚めの裏にシルバーのPUコーティングがされた、3m x 3m のレクタ(長方形)タープです。

ソロでは張り方にいろんなバリエーションがあるこの形とサイズが使いやすいのですが、ひょっとしたら今回は6人くらい集まるかもということで、まずは2mに継いだポールでレクタタープの基本張りのAフレーム(対向2辺の中央にポール)で張り、追加でワダさんが持っていたポール2本を1.6mにして空いている両辺中央を持ち上げてタープ下面積を確保しつつ、サイド中央から溜まった雨水が一気に落ちるのを防ぐという張り方をしました。ちなみに4本のポールの長さを全部揃えて張ると、タープ下面積はもっと確保できるのですが、この場合には雨水がタープ中央に溜まって大変な事になります💦

メインを1.6mくらいでAフレームで張るともう少しタープ下面積を確保できる(Aの字が鋭角にならない)のですが、今回はタープ下で焚き火をしようってので、やはり高さを確保しました。

着火をなめてはいけない

まずは、樫よりは着火しやすいであろう桜に着火しようとして、失敗!💦

面倒くさいので💦、トーチガスバーナーを使ってそのまま置いた桜薪に着火できるだろうと簡単に考えていたのが失敗でした。

いつものように、ナタで細く割って準備するべきでした。

ワダさんが炭ありますよ、というので、ひょっとしたら薪を湿気させてしまったかもと思い、下に炭を敷いてトーチガスバーナーで着火しその上に桜薪を並べてみましたが、なかなか満足な炎が出ずに手こずってしまい、見かねたワダさんが『いつもの固形燃料つかう?』と出してきてくれたタイミングで何とか炎を出すことに成功するという、、、(やらかしたーーー😭)

やはり、着火をなめてはいかん!
針葉樹なら何も苦労することなく燃えてくれるんですけれど、この点が広葉樹薪で注意すべきところですね💦
万全を期すなら着火時点では針葉樹を使うというのが、より確実な方法です。

本来はより乾燥しているであろう樹皮側を下にするのですが、逆に湿気させたかと思いこの置き方という言い訳💦

テント設営してタープ強化

雨が小降りになったらテントを張ろうと思っていたのが、なかなか同じ調子で降っているので明るいうちにワダさんとわたしがテントを張り、ついでにワダさんのタープで風上側を覆っておきました。

4人ならちょうど4隅に陣取れば元のタープの張り方で十分いけそうでしたが、5人に増えてタープを追加したのが効いています。(グッジョブおれたちw)

っと、おっとまた一人増えて6人

そろそろ大量の端材の樫薪を投入

樫は、下に火力があると安定してゆっくり燃えてくれますね。
しかし、タープを燃やさないように大きな火にならないように心がけます。

皆さんテキトーに飲んで炙ってますw

17:58

適度に自己紹介などをしつつ、もうみんな、持参した飲み物とおつまみで焚き火を囲んで適当にやっていますw

あたりが暗くなってきて、炎の調子も安定したところで、そろそろなにか炙りますか?

ということで、ワダさんがマッシュルームとBBQ串を出してきて、みんなでマッシュルームの炙り食い。

18:38

焚き火っていいですねーとさかんに焚き火を撮影するひとw
と思ったら、左隣りではワイン飲んでるしw

と、思ったら
ワダさんが、一本10円で買ってきたという『飲む冷麺』を配給w(って、よっぽど売れてないちゅうことやんね?)

う〜ん、冷麺のピリ辛汁!www

これで、キャベツ漬け込んだらうまいかも(パッケージ見直したら売れるかも?)
伊藤園はチャレンジャーやなwww

ひとりが、BBQ串にパンを刺した上にスライスチーズを乗せてあぶり出したので
うーん、串2本刺さないと、、、と思いつつ、鉄板を敷いてあげたら
案の定、パンがくるっと回ってチーズが落ちましたとwww

お次は、だれかが持ってきたみたらし団子をバラしてBBQ串に刺してみんなで焼き団子を作り始めるw

って、団子が串の中まで刺さっちゃったので、そのまま食べようとして熱くなった串で口角を火傷する人とか。(串は熱かった〜オレ💦)

さて、〆の鍋でも作るか

そろそろ作るかなと、業務スーパーで買って小分けにして持ってきたプルコギ(金額にして約200円)に29円のもやしを入れてプルコギ鍋。

19:48

これが、もやしの歯ごたえが良くかなり受けましたね、よかったw

鍋は20cmの鉄グリルパンがちょうどいいサイズでしたね。
特にアウトドアの場合、アルミパンが軽いという点でいいのですが、実は上の画像のようなゴトクに乗せた場合や薪に直置きにしたようなときに、軽さゆえに安定感がなく滑ったりひっくり返ったりという事があるし、鉄は保温も効くので、わたしはもっぱら鉄グリルパン派です。スキレットだとこんどは重くなりすぎですしね。

グリルパンとは、本来はオーブンに入れて使うための鍋ですので、柄の部分も鉄で短く作られています。そのために調理中はスキレットと同じく柄を素手で掴むと火傷しますので注意が必要ですよ。

ソロなら18cmパンでも十分いける大きさだと思いますが、いろんな用途を考えると20cmパンが正解かなと思い、鍋に合うサイズの鉄製フタといっしょに一軍グッズに入れています。(ソロでも16cmまで小さくなると使いにくすぎると感じました)

鍋に残った汁にパンを浸して食べようとした人を制して、
水を足してそこに二つ折りにしたスパゲッティ(約40円分)投入!

それは、ちょっと足した水が多くて結局スープスパになっちゃって失敗したかなと思ったのだけれども、意外と美味いということでよきw

それで、残ったスープにパンを浸して満足!

鍋の下では、ワダさんがカボチャをアルミホイールに包んで焼きカボチャにしてるしw

焚き火を囲んで談笑で暖笑


しかし、まあ雨は止まず、、、でも

雨もまだ止まぬが、そろそろ日帰りの人たちが最終バスで帰ろうかというようなタイミングで、焚き火ナイトには常連のトマキさんが到着w

『いや、顔だけだそうかと』と急遽勝手に入れられた会議が終わって駆けつけてくれました。
律儀やなあw

せっかく来てくれてすぐ帰すには忍びなく、飲まないわたしが車で駅まで送るからもう少しゆっくりしていきなよと。

終宴

さて、駅まで送って帰ってきてゲートブリッジなどを眺めてみるw

22:09

焚き火が程よく鎮火したのを確認して、風の強さも確認し、明日朝から天気が回復することを信じて濡れたタープもそのままに。

しかし、タープを燃やすことなく無事終えることができました。
大きな火にならないように心がけたこともあると思いますが、薪がハゼって火の粉を出して巻き上げる事がほぼ無かった事が大きいでしょうね。
かといって、このような普通のタープ下の焚き火をけっして推奨するわけではありませんので、同じような事をされる場合はくれぐれもお気をつけ下さい。
結局難燃素材のT/C(ポリコットン)タープを強くお勧めしますよ(但し、重い湿気やすいという難点はあります💦)

それでは、テントに入って、おやすみなさい。

翌朝は、雨もすっかり止んで晴れてきたので、濡れたものを乾かして無事撤収できました。

また、新しく投入した雨対策道具のお陰でインナーテントフロアは浸水も湿気ることも無く快適でした。下記で実際に使ったものを紹介しています。
(ワダさんは、結構インナー床が湿気たようです、、、💦)

主催者ワダさんについて

今回の焚き火ナイトの主催者、和田亜希子氏について(本人が氏名を公開されています)

まあ、あのゴッド姉ちゃんこと和田アキ子氏と同じ読みのワダさんなのですが、全くの別人です(そりゃそうかw)

多彩な活動をされており、彼女の関連する業界界隈ではかなりの有名人だと思います。執筆活動やWebでのお役立ち情報発信、ボランティア活動も積極的にやられておりわたしがリスペクトしている数少ない人のうちのお一人です。

知り合ってから結構長いのですが、彼女自身ミニサイト職人と自称するくらい数多くのサイトを公開されています。ここで彼女のメインっぽいblogサイトを紹介しておきますのでぜひ御覧ください。

とても、勉強になるサイトだらけですよ!▼

WADA-blog(わだぶろぐ)

ニッチテーマでサイトを企画・制作し広告収入で暮らすミニサイト作り職人のブログ。製品レビューに小型バイク、イベントまで好奇…

いつか、ワダさんと一緒に北海道キャンツーをしたいなあwww

今回のグッズ類の紹介など

タープ

今回わたしが使ったタープは防水性能はかなり高いですが、耐火性能はほぼ有りませんのでご注意を。
タープとしてはこれは低価格な方だと思います。

ポール

販売されているほとんどのタープはポールは付属していませんので、用途(高さ、強度、収納サイズ)にあったポールが必要です。
今回はアルミのΦ19mm、最大長204cmのもので、連結アルミポールとしては長さのあるものですが、これは割合安価なものでした。2本で基本のAフレーム張りができます。

焚き火台

パーツを組み立ててシェルを直径約42cmの円形のお椀型にできる焚き火台で、その形状から薪の置き方の自由度が高く、火力に合わせた位置にゴトクの高さも調整できるので最近の一軍の焚き火台です。北海道キャンツー焚き火にも持っていきました。若干重量があるのが弱点ではありますが。

灰受け

上記焚き火台は、スリットがあるために若干下に灰が落ちますし、地面を保護するためにも焚き火台の下に焚き火シートを敷いたり灰受けを置くことをおすすめします。
このトレーは元々はピコグリル398用に購入してジャストフィットだったのですが、今回の焚き火台でも程よく収まります。

トーチガスバーナー

本来調理用に使われるカセットガストーチバーナーを、もっぱら楽に炭や薪に着火するのに使っています。いやー、今回は火付けに使って失敗しました。でも炭への着火はうまくいきましたが💦
しかし、これをパンに乗せたチーズを焼くのに使ってあげれば良かったかなw
チーズ?よし、焚き火でピザを焼く時に上からこいつを使えばいけそうw
ちなみにアウトドア用品のSOTOはこの新富士バーナーのブランドです。

グリルパン20cm

本来はオーブンの中に入れて使うための鍋ですが、柄の短さとスキレットよりは軽い鉄鍋ということで活用しています。注意事項としては調理時は火傷を防ぐために皮グローブとか鍋つかみ的なものが必須です。ちなみにアウトドアブランドキャプテンスタッグのメーカーはこの燕三条のパール金属ですw

グリルパン20cmフタ

上記グリルパンにフィットするパール金属の鉄のフタ。フタがあれば餃子焼いたりと結構重宝します。なんならひっくり返して浅いフライパン代わりにもw上記グリルパンの鍋厚よりも薄いです。

鉄板

上記鉄フライパンがあるのですが、いざステーキを焼くとか焼き肉となったら厚手の鉄板がやはり蓄熱性も高くふっくら焼けたりしますので、ソロに最適と思われるラージメスティンに入るサイズの4.5mm厚鉄板を使っています。

テント

ワダさんはおしゃれなワンポールテントでしたが、わたしは長期キャンツーに備えて風に強く最悪アスファルトの上でも自立して張れるドーム型テントを使っています。
さらに、このテントはよくあるタイプのドームテントとは異なりポールを一本追加していることで広い前室を確保しているのはとても捨てがたいメリットなんです。

コールマンツーリングドームST用オプションアルミポール

実は、上記テントには難点があって、それは今どきポールがFRP。安い中華ブランドのテントでもアルミポールがセットされているのに!しかもFRPで強度を出すためにアルミポールよりも重く、結局折れたりFRPがささくれてきたりするので、軽いコールマン純正のアルミポールを同時に購入しました。これで約600gの軽量化と強度アップができます。(ってちょっと値段が上がっても最初からアルミポールをセットすべきでしょうし、おそらく今後そういう製品に変わっていくでしょうね)

テント内照明

テント内の照明は別に無くても良いし、他のランタンや懐中電灯などで代用できるといった物なのですが、できればテント専用の照明は有ったほうが良いです。
それは、わたしのように北海道の無料の野営場を利用するときなどキャンプ場には一切照明が無いことが有ります。また特に濃い霧が発生することが有ったりして、これは北海道ではありませんが夜間にトイレへ行くためにテントから離れて戻るときに自分のテントを見失う事が実際に有りました。(いやー濃い霧はやばいです。懐中電灯やヘッドランプを持っていても逆に霧で反射して3m先が見えないんです。自分のテントを探して15分くらいさまよったときは、もう帰れないのではないかと正直泣きそうになりました😢)
つまり、テント内照明の目的のひとつは、テント内にいないときでも常時点灯させておいて、テントから離れて戻る時に、自分のテントを識別する助けにするためなんです。もちろんこの照明はテント内で読書できるくらいには明るいので、テント内照明としても役目も果たします。インナーテントの天井にカラビナで吊るして常時点灯しています。またこのLEDランプだけはわたしの持って行く照明の中で唯一充電式なのですが、ソーラー発電を内蔵しているので、一晩つけっぱなしにして朝消えていても、翌日バイクに積んだバッグの上や地面で太陽光に当てていれば次の夜にはまた使えますw
それに、なんとこれは折りたたみができて、たたむとぺしゃんこになってしまうのです。もちろんこのランタンは普通にアウトドアのランタンとして使えますが、その場合はミディアムサイズをおすすめします。

キャリー・ザ・サン(CARRY THE SUN) ソーラーランタン

サイズと発光色のバリエーションがありますが、わたしの場合、サイズはスモールサイズのウォームライトでいい感じでした。
ミディアムサイズならかなり明るいです。(スモール最大30ルーメン、ミディアム最大100ルーメン)

グランドシート

上記、コールマンのツーリングドームSTの前室を、雨天時でも活用するために新規のグランドシートを購入しました。雨天時ではなくとも、インナーだけをカバーするのではなく前室にもシートを敷けるサイズです。雨対策としてグランドシートを使う場合には注意点があります。それはフライシートの外にはみ出さないサイズのシートを選ぶことです。はみ出した部分にフライシートから雨水が流れ落ちてしまいます。今回のは前室のサイドに少しはみ出すので雨天時は中に折り返して使いました。前室の床にシートを敷く恩恵はかなり大きいですよ。

実は、北海道キャンツーではグランドシートとしてブルーシートを使っていましたが、かさ張って重いのと、固くて端の折り返しがしにくかったので、今回上記シートを購入しましたが、狙い通り軽く薄く扱いやすかったです。

レジャーシート

ほぼ完全防水のレジャーシートで、これをインナーシートの床に敷くために新規に購入しました。
上記のグランドシートは、わたし的には雨天時以外でもテントのインナーの底が地面からの湿気で濡れることと汚れを防いで、テントをたたむ前に乾かしたり湿気た汚れを落とす時間を節約して撤収時間を短縮するのが第一の目的なんです。次が前室のフロアの拡張です。
ですので、雨天で地面がびしょ濡れになったり、地面に傾斜があって雨水がテント下に流れ込んでくる場合には防水の役目をあまり果たしてくれませんし、インナー自体の底はたいてい耐水性能が高い生地で作ってはあるのですが地面がびしょ濡れの場合には、体重が掛かる場所が凹んで結局浸水してしまう事になります。(雨水が流れ込んでくる恐れがある場合には、テント周りに事前に雨水を逃がす溝を掘っておくのはかなり有効な対策ですが)
ということで、最悪インナーが浸水する羽目になっても体や荷物をインナーフロア下からの浸水から守るための目的で新規に購入してみたシートです。もちろん普通にレジャーシートとして、例えば撤収時などに荷物を一時的に置く場所としても活用できます。
わたしの場合は、下記のシートでうまくインナー床面をカバーできますが、同じようなものを購入する場合には、お持ちのテントのインナーテントのサイズに合わせて(少し広めのものを)購入されることをお勧めします。コールマンのインナーテントのサイズは210cm x 120cmなのですが、なかなか長辺が210cm以上のものが無くて結構探しました。理想を言えば230cmくらいのが欲しかったのですけれどね。

今回雨天で使用した結果は、まったくインナーテント内のマットやシュラフ、中に入れた荷物も湿気ることもなく雨水や湿気を遮断してくれました!しかし、このシートをめくるとインナーテントの表面はかなり湿気ていました。(雨天時にはこのレジャーシートのおかげで逆にインナーテント表面が湿気やすかったということはあったと思います)

前回の北海道キャンツーではこれに相当するものとして、薄いアルミマットをインナーテントのサイズに合わせて裁断して使っていました。アルミマットも防水性能が高いのですが何分結構かさ張ってしまう事と地面の石で穴が開くという欠点が露呈していましたので、今後は雨天時や長期キャンツーではこのレジャーシートを持って行くことに決定です!

即席でインナーテント床面を防水にするには、災害時用などの薄いアルミ銀シートでも代用できます。銀シートはかなりコンパクトなサイズですので、本来の使い方含めてキャンプ時には携帯されることをお勧めしますよ。


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