石狩からオロロンラインを北上して稚内:2019北海道キャンプツーリング焚き火(2)

北海道キャンプツーリングで焚き火!頼りはスマホのいきあたりばったりの旅(その2)は、9月9日強風の日本海オロロンラインを北上して”おろろん食堂”で生うに丼喰って、またオロロンラインを北上してオトンルイの風車観て、強風の潮風に耐えながらまたひたすらオロロンラインラインを終点まで北上して『稚内森林公園キャンプ場』でキャンプ泊焚き火です。

ルート:石狩→オロロンライン(オトンルイの風車など)→『稚内森林公園キャンプ場』でキャンプ泊焚き火

前回の:横浜出発→大洗フェリー→苫小牧→札幌(友人宅泊)→オロロンライン→石狩市『川下海浜キャンプ場』でキャンプ泊焚き火の記事はコチラ▼

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2019/9/6~9/27間で125cc小型スクーターで北海道にキャンプツーリングで焚き火しに遠征してきました!ほぼ計画無し、スマホ頼りのいきあたりばったりの絶景・美味いもん・温泉と薪探しの旅、大トラブルもアリの北海道キャンプツーリング焚[…]

2019北海道9月9日スライドショー動画▼(チャンネル登録よろしくw)

撤収しつつ北海道キャンプツーリングの持ち物紹介など

石狩の川下海浜キャンプ場で焚き火キャンプして翌日9月9日(月)、今日はオロロンライン、つまり北海道日本海沿岸、をひたすら北上して、適当にキャンプ場を探しますw
オロロンラインは、小樽から稚内まで続く日本海沿岸道路です。

石狩市 川下海浜キャンプ場 撤収!

9月9日(月)、6日に自宅を出発して7日午後にフェリーで北海道苫小牧に上陸して3日目、2回目の朝、初キャンプ明けです。
昨夜は結構暖かく、わたしが持ってきた寝袋は15度~20度くらいが適温なんですが、少し暑いくらいでした。

キャンプ場6時過ぎの北西の空は雲多めです。うーむ、これではオロロンラインの日本海はきれいに見えないかもしれません

今は陽は差していますが東の方も雲多め。しかし、特徴的な黄金山(こがねやま)がくっきり浮かんで見えています!(中央ちょい左)凄く雄大な山のように見えますが、調べてみたら標高739.1mという不思議な山です。その姿から「黄金富士」「浜益(はまます)富士」と呼ばれているそうです。

さて、まずは珈琲を淹れて
昨夜セイコマートで買っておいた北海道ではおなじみという「豆パン」が朝飯です
(この画面は後で撮ったものです)

ナビアプリの、「Yahoo!カーナビ」でとりあえずオロロンラインの先、稚内駅までのルートを設定してみます。
ナビによると、距離238km、3時間46分と出ました。
おおよそ200km程度ということで、目指していきますか。

わたしは、Yahoo!カーナビとGoogle MAP のナビを併用して使っています。

目的地が明確な場合は Yahoo!カーナビで目的地を設定しますが、いきあたりばったりな場合は適当にゴールを設定しておき、昼飯の店を探すときや、頃合いを見てキャンプ場を探すときなどは Yahoo! はそのままにして Google MAP で検索してGoogle のナビを利用したりします。つまり検索は Google 頼みなんです。

北海道キャンプツーリングで焚き火の持ち物

さて、ざっくりルートを決めたら、撤収作業です。

ちょっと、バッグの中身を披露しておきますw

フロントコンソールバッグ
中身はこんな感じ。
18Lですけれども、この中に珈琲を飲むのに必要な道具は全部入っています。
スノーピーククッカー900と中にイワタニシングルバーナーステンレスケトルと中に珈琲バネットペーパーフィルターと豆、スノーピークチタンカップ×2、珈琲ミル、CBガス、ヘッドランプ、予備眼鏡、USBバッテリー自撮り棒三脚25g固形燃料モーラナイフライター、虫除けスプレー、日焼け止め、androidスマホ(バックアップとワンセグTV用)、15cm角焼き網、ポケットラジオキャンドルランタンランタンフック、スマホスタンド、軍手、ティッシュ、ハンドタオル、バッグ用肩ベルト、帽子、湿布薬。
あっ日焼け止めを鼻とかに塗っておかなくっちゃ
シートしたトランク。大きいのはテントです。アルミパイプとは別にして収納しています。
テント(本体、ポール、ペグ)、グランドシートチェア焚き火台ランタンポールなたとのこペグハンマー折畳みテーブルポケットストーブ風防版
トランクの荷物はこれ以外にパラコードや工具、フック付きゴムロープとか。丈夫で大きなnanacoのネット付きトートバッグはいつも大活躍ですw

リアシートに積む MotoFizzバッグの中には、グリルパンメスティンカトラリー、LEDランタン2、着替えT・下着類だいたい4日分、予備パンツ、タオル、防寒タイツ、WorkMan焚き火綿パーカー、ウルトラライトダウン、寝袋、エアマット、1Lガソリン予備タンク、WorkMan Aegisストレッチレインウェア、給水バッグ、防寒グローブ、防寒防水グローブ、森林香(虫除け)、傷テープ、その他小物いろいろ、バッグの上にクロックスサンダル。
食料は基本外食とコンビニなどで調達として、持ってきた食材は調味料と1合小分けにした無洗米4合、パスタ2束分、レトルトカレー1、レトルトミートソース1、混ぜるパスタソース3、インスタントパスタ1、珈琲豆、インスタント珈琲スティック
これらのパッキングは日がたつにつれて少しずつ変わっていきますが、最初はこんな感じです。

北海道キャンプツーリングのウェアーについて

ウェア―、寝袋については、北海道をキャンプツーリングをする季節によって変わると思いますが、北海道の9月後半の気温は夜は10℃くらいにまで下がるときがありました。昼間は天候によって変わりますが15℃~20℃くらいを想定するのが良いと思います。ウルトラライトダウンのようなものを持っておいた方が良いと思います。

っと、最後にそのリアのバッグを取ってこようと振り返ると

バサバサバサ?!
カラスが飛び立っていきます。

やられたーーーーー
川下海浜キャンプ場は、炭灰以外のゴミは持ち帰りなので、ゴミをレジ袋に入れて口を縛り、バッグにぶら下げていたのが、スクーターに荷物を積むのにちょっと目を離した隙に、カラスにぶちまけられました。生ごみや餌になるものは全く無かったのにですorz

カラスに散らかされたゴミを拾い集めて(ハァァ)、積載完了!
リアバッグのフラップに挟んでいる赤いのは、WorkMan FieldCore の防風ウォームジャケットです。昨日もそうでしたが、今朝も暖かい感じなので着ずに出発です。しかしこのジャケットが2,900円とは、WorkMan 神!

この時のいでたちは、南海メッシュライダーシューズ、厚手の綿カーゴパンツ、UVカット長袖T、綿半そでT、コミネメッシュプロテクターベスト、コミネメッシュグローブ。

この後日、日がたつに連れてかなり冷え込んできて、ブーツは迷ってメッシュを履いてきたけれども、スクーターはバイクと違って足先に風をもろに受けないので割と大丈夫でした。

出発、オロロンライン北上ツーリングだ!

GPSロガーをONにして出発です。

ちなみに使っているアプリは無料の「ポケット旅行記」
シンプルなGPSログアプリですが、アカウント登録をしてデータをアップロードすると、 GoogleMAP のマイマップにアップロードできる KML ファイルをダウンロードすることができます。

キャンプ場を出てすぐ、向かいのセイコマートでタバコを買おうと寄りました。
普段は、電子タバコなんですけど、アウトドアでは燃えるタバコが欲しくなります。
すると、見慣れぬタバコがありました。
「GOLDEN BAT」270円!
あのゴールデンバットの新商品でしょうか?茶色い巻紙でした。
あとで調べたら、タバコ葉で巻いたシガータイプということで、北海道限定販売とか。

やはり、残念ながら今日のオロロンの海は灰色で風強く波は高目です。

結構トンネルがあるのですが、中はちょっと肌寒かったです。

増毛(ましけ)町のセブンイレブンで飲み物を買おうと寄ったら、荷物ガンづみのカブProのおじさん発見。なんと、わたしの自宅のわりと近くの東京都町田市の方でした!
おじさんは礼文島に行く予定だと言い、礼文はいいよーと。そうなんですか!それなら私も行ってみます!と、しばらく話をして「お気をつけて」と別れて出発。

これで、いきあたりばったりの旅に新たな目的地が出来ました!町田先輩ありがとう!

小平町 道の駅おびら鰊番屋

走っていると、だんだん寒くなってきたので、留萌郡小平町の「道の駅 おびら鰊番屋」に寄って、防風ジャケットを着こみました。
道の向かいの駐車場で写真を撮っていると、東京と京都ナンバーのバイクが到着。話を聞くと兄弟だと。北海道で合流して兄弟でキャンツーとか素敵ですね!オロロンルートにある「オトンルイ風車」に寄ると言っていました。なるほど風車があるのだな。

しかし、彼らのシートバッグも私と同じくMotoFizz のワンサイズ大きいバッグです。フェリー乗り場でも見ましたが、このキャンピングシートバッグの利用者多いです。

時刻は11時過ぎなので、そろそろ昼飯の検索です。例によって GoogleMAPで検索してみます。やはり海鮮がいいな。
到着時間を考えて、「おろろん食堂」にしました。

羽幌町 おろろん食堂 で生ウニ!

おろろん食堂:苫前郡羽幌町北5条1丁目
「うに入荷」ですと!
「美味どっさり!日本一の甘えび」とこの店は甘えび推しですが、「うに入荷」につられて生うに丼2,800円を注文しました。

後で調べたら、羽幌町は甘えびの水揚げが日本一なんですと。次回は甘えびにしようw

おおお、ウニどっさりです、から揚げは「サメガレイ」ですと。鮫カレイ?
店員さんに、何ウニですか?と訊いたら「ムラサキウニ」とのことで、バフンウニは8月までがシーズンでもう終わっているとの事でした。甘えびの味噌汁も付いています。

普段ではめったに食べられないミョウバン処理がされていない生ウニです。バフンウニの方が味が濃厚らしいですが、ここのムラサキウニはやはり生ということでミョウバンの苦みのない繊細な味が堪能できました。
それと「サメガレイ」は普通のカレイよりもしっかりとした身で、これも美味しかったです。

オロロンラインさらに北上だ!

おろろん食堂を出て、さらにオロロンライン北上です。

天候は相変わらずのどんより。風で波しぶきが立っています。
さて、そろそろ給油しておきます。

札幌で一回給油してからここまで243.1km。給油は5.71Lで燃費約42.6km/Lといつもの燃費です。

おっと、少し青空が見えてきました!

天塩町 道の駅てしお

道の駅てしおで一服です。
 

オトンルイの風車群

サロベツ原野南のオトンルイの風車群です。オロロンライン沿いに南北3.1 kmに渡って28基の風車が立ち並んでいるそうです。
道端のバイカーに手を振りながら近づいたら、振り返してくれました!

幌延町 サロベツ原野 駐車公園

風車沿いにある、サロベツ原野駐車公園。(トイレ有り)
雲でかすんでいますが、遠くに利尻島の利尻富士がうっすら見えています。

時刻は14:30、そろそろ今日の最終目的地となるキャンプ場を探しましょう。

GoogleMAP で「近くのキャンプ場」としゃべりかけますと
オロロンラインは信号も少なく、ここまで順調だったので、一番北の稚内森林公園キャンプ場までもうあと約58kmです。
16時までに余裕で到着できそうですので、ここにしましょう。

降雪時などの非常用シェルター
ここを通過すると、きつかった風がさらにきつい潮風になりました。

サロベツ原野と日本海を眺める真直ぐな道が続く、これぞオロロンラインといった所でしょうか。
しかし、風が超きつい!

ヘルメットのシールドが猛烈に曇ってしまい、グローブでちょっと擦ったら、筋傷が入ってしまったー!
そう、波しぶきの潮風を浴びて細かい塩で曇っていたのだーー
シールド表面の塩つぶで傷ついてしまったのです。
この写真は、アクションカメラの画像ですが、今見たらアクションカメラのレンズも塩で曇ってしまっていますorz
恐るべし、オロロンライン!

(アクションカメラのレンズが塩で曇っています^^;)

オロロンラインを駆け抜けて、稚内市街に入ると、フェリーターミナルの案内があったので、寄っていきます。

礼文島行きのフェリーの時刻表や運賃を確認しておきましょう。
パンフレットをもらって、混雑状況などを訊いてキャンプ場に向かいます。

 

稚内森林公園キャンプ場 到着

16時になる前に稚内森林公園キャンプ場に着いたら、鹿がいました!

気温は24度、湿度70%くらいです。

荷物をさっさと降ろして、平らそうな所を探して
速攻でテント設営してと
なんと、この市街地がすぐ近くの稚内森林公園キャンプ場が、びっくりの
無料!
 

薪!DCMホーマックまで約8km

市街地近くなら、薪を売っているホームセンターが無いか GoogleMAPで探すと、DCMホーマックまで約8km。念のため電話して薪があるか確認して向かいます。

薪ありました、しかも広葉樹ミックス

薪をnanacoトートバッグに入れて、フック付きゴムロープで固定して、急いて戻ります。
というか、急いでノシャップ岬(納沙布岬ではない)に向かいます。
急ぐ理由は、夕陽です!

ノシャップ岬 の夕陽

ノシャップ岬に急行すると、日の入りに間に合いました、グッドタイミングです!


利尻富士も見えています

写真をパシャパシャ撮っていたら、近くにハーレーが停まって写真撮ってたので、「撮りましょうか?」と声を掛けたら、おたがいの撮り合いっこになりましたw

実はこれ、自分が撮って欲しかったら『撮りましょうか?』作戦です。

ハーレー君は旭川からとのことです。イケメンでしたw

帰りに、セイコマートで、晩飯と朝飯などを仕入れて帰ります。

 

稚内森林公園キャンプ場で焚き火!飯!

すっかり日が落ちて、種火になりそうなものが用意できず、固形燃料で直接着火を試みます。19時前
広葉樹はいきなりの着火は面倒くさいんですが、薪を選別して、燃えやすそうな薪を並べて、成功です!
焚き火だ!
程よく風があって、順調に火が移ってくれました!!

今晩のメシは、セイコマートのホットシェフ親子丼500円と焼き鳥バラエティセット370円です。
この親子丼が、美味いんです!
焼き鳥も、トングで挟んで、焚き火でちょっと炙って食べればまた美味い!
セイコマート大好きです!

食後の珈琲でまったり
いやー、時おり風が強いです
焚き火越しに、稚内の夜景!

熊よけにと買って持ってきた、ポータブルラジオで聴く、日本最北端のFM放送。
なんか、シャリシャリの音も、焚き火してるとオツに聴こえてくるから不思議w

薪が尽きて、熾火も小さくなってきたのが0時過ぎ。
太巻きの広葉樹薪だったので、少々風があったけれども、一束で5時間も燃えていましたね。

ということで、自然鎮火させて、就寝です。
おやすみなさい!
明日は、ハートランドフェリー11:05発で礼文島に渡ります。

稚内森林公園キャンプ場 情報

稚内森林公園キャンプ場公式サイト

キャンプ場内は木々が多く、テーブルとベンチも多く設置されており、行き届いたきれいなサイトです。全面芝生ですが、どこも微妙にアンジュレーションがあり、水平なところは少ないです。

・キャンプ場、駐車場利用料は無料

・チェックインアウトフリー、区画フリー

・洗い場設備、トイレあります。トイレはきれいです。

水道、洗い場、トイレ

・ごみは分別して捨てられます、炭捨て場もあります。

ゴミ捨場、炭、灰捨て場
バーベキュー施設あり
駐車場とキャンプサイトは高低差がありますが、南から迂回するスロープもあります

・荷物運搬用のリアカーなどは無いので、荷物は駐車場から自力で運ばないといけません。駐車場は1カ所で、サイトまでは階段を上るか、駐車場南側から迂回して坂を歩いて上るかして持ち込みます。

・市街地に降りるとコンビニ、飲食店などあり

・キャンプ場から4.5kmほどのところに温泉あり。『港のゆ』(11時00分~21時00分)
 この温泉は2020年12月現在閉業してしまったようです。
 8kmほど離れた、西岸の『稚内温泉、童夢』はやっているようです(9時45分~22時00分)天気が良ければ露天風呂できれいな夕陽が見えると思います。
 > 稚内温泉、童夢

・落ち枝拾い可能

これ、あとで気づきましたが、キャンプ場内に何カ所か伐採した枝が積み上げてありました。

キャンプ場から、稚内の港を眺めることもできます。

2019北海道キャンプツーリングで焚き火 9/9 まとめ

ツーリング走行距離

石狩->稚内:270km
ここまでの積算走行距離:約584km

いやー
オロロンラインの天候が残念だった。青空の下走れたらもっと凄く気持ちよかっただろうなぁ。
サロベツ原野と日本海の間に伸びる真直ぐな道は圧巻でしたが、気を抜くとレーンの端から端まで飛ばされそうになるほど風が無茶強かった。
稚内森林公園キャンプ場では、ノシャップ岬の夕陽見たさに慌てて薪を買いに行ってしまったが、キャンプ場をよく観察していれば買わずに済んだのにな^^;

明日は近くの稚内港から11:05発のフェリーに乗って、礼文島を目指します。

ってことで、次回(3)に続きます
まったなー
ではでは(^^)/~~

全行程、かかった費用の詳細と合計などはコチラ▼

まとめ記事

北海道キャンプツーリングで焚き火(2019/9/6~9/27のいきあたりばったり)の総まとめです。全ツーリングルート、焚き火が出来るキャンプ場、持ち物、服装、装備、掛かった費用などをまとめました。困った時のバイク屋さん情報もまとめてみまし[…]

持ち物など紹介

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