2022年8月21日~9月26日間で125ccスクーターNMAXで北海道キャンプツーリング焚き火に行ってきました。
天候と流れに任せた気ままでテキト~な旅、その10は8月31日(水)、朝一の知床観光船、知床ぶらぶら熊!雨の熊の湯露天温泉からの夜の雨の中釧路のネットカフェへ避難。
8月31日ルート:知床観光船(赤線)-知床峠-熊の湯-羅臼-釧路
8月31日(水)、トレさんと朝一番の知床観光船に乗り込み海から滝巡り。知床峠超えたら雨が降り出して熊の湯。雨の中そして夜、ふらふらで釧路のネットカフェにたどり着く💦
走行距離:約222km(知床観光船航路は除く)
2022北海道8月31日キャンプツーリングスライドショー動画▼(チャンネル登録よろしくw)
国設知床野営場撤収
今日は、昨日トレさんが予約してくれた9:30出港の知床観光船に乗るために早めの撤収です。天気は朝から一日中雨の予報でしたが、まだ降ってもぽつぽつで天気がもってくれればいいのですが。
キツネに革グローブ盗られて、トレさんからもらった革グローブ、サンキュー!
雨の予報なので、雨対策済みで積載しておきます。
実はトレさん、9月2日夕方発の苫小牧からのフェリーで千葉に帰るために今日は西を目指すのでお別れですがそれまで楽しみましょう!
知床観光船に乗る!
ゴジラ岩観光 カムイワッカクルーザー。バイクは店の前に停めることができました。
例の事故の影響で、現在は知床岬の先端まで行くコースは実施されておらず、途中のルシャ川のあたりで折り返す”ルシャコース”のみの営業となっていました。(2023年6月に知床岬先端までのコースが再開されたとのことです)
海上状況。運航中止基準も掲示されていました。
乗船料金6000円
全員に双眼鏡の貸し出しがありました。
ゴジラ岩、でかい
カムイワッカ88号、旅客定員82名、総トン数19t、速力20ノット
なんとこの船、通常のプロペラ推進だけではなく、ウォータジェット推進装置も備えておりました!
万が一プロペラに漁網などが絡んでも航行不能にならない高性能船です。
サイドスラスターも備えているとのことでした!
幌別橋
フレペの滝 (乙女の涙)
男の涙(滝)
象岩
こけし岩
カムイワッカの滝
なんと、カムイワッカの滝近くでシーカヤックの集団が北からやってきた、、、どこから、、、
ヨウシペツの滝
えっと、熊が写っているはずなのですが、、、(遠い💦
子連れの黒い熊と茶色の熊がいるのですが、双眼鏡でみてやっと確認できるくらいでしたw
船上では、スタッフさんが一所懸命索敵(熊・鹿)してくれていました。
観光ガイドの船内放送をしてくれていたのは、キャプテンでした!
航海中はそう雨も降らずウトロ港に帰ってきました。
赤い線が、クルーザーの航路です
実は、観光船が折り返してウトロ港に戻る航路中に、雨をしのげる今晩のわたしのキャンプ地を探していたのですが、あてにしていた1000円で借りられる”峠の湯びほろ・バンガロー”がすでに埋まっているとのことで、西に向かうトレさん引っ張って釧路のネットカフェに向かうことを決定。
知床五湖の手前で熊出没!
ウトロで給油して知床五湖に
知床五湖の駐車場の手前で、なんと熊出没!
トレさん!バイクのエンジン切らずにいつでも逃げられるようにして!
って、熊はわれわれを無視しているかの振る舞い!
車が集まりだしたところで、知床五湖フィールドハウスから出て来たのか、車が来て”車を止めないで”と促されて解散!
知床クマ出没動画▼
知床五湖駐車場着200円(バイク)
高架木道は無料で電気柵が張られていて安全です。
ショート動画
知床五湖をすべて見て回るには知床五湖フィールドハウスで利用券を買ってレクチャーを受けて地上遊歩道を行きます。
知床半島のヒグマにはGPS装置が取り付けられているそうです。
トレさんに、知床から羅臼に行って南に行ったところに標津というところがあるんだけれど、そこの漁協で水揚されたばかりの生鮭が買えるんですよ、実は実家の母親に標津の鮭買って送ってくれと言われてるんで寄る予定です。と言ったら、僕も行きます!と。
でも、いつも有るとはかぎらないんですけれどと言ったら、トレさんが電話で標津漁協に確認しだしたw
すると、漁協の返答が
漁がまだ始まっていないので、店頭に出るのは漁が始まった後9月9日あたりからです
なんですとー!
また後日標津に行かないといけないのか💦
ウトロ漁協婦人部食堂
昨夜ばったり再会したTomさんご夫婦が美味かったと言っておられた知床ウトロ港の漁協婦人部食堂にトレさんが行こうということで戻って向かいます。この頃には雨が降り出しました。
三食丼2200円
美味い!
熊の湯温泉露天風呂
雨の知床峠越え
16℃
峠を下って熊の湯温泉
ここの露天風呂は、男湯の方は囲いもない開放的な露天風呂ですが、女湯の方は囲いが有ります。
ここ熊の湯温泉は羅臼地元住民の方々による”熊の湯愛好会”の維持管理によって地元住民(おそらく大多数は漁師さん)のための温泉施設として成り立っています。
そこを、われわれ観光客にも開放していただいておりありがたいことです。
われわれは、いわば部外者であるがゆえに、この熊の湯温泉を使わせていただくには”熊の湯愛好会”のローカルルールに従うべきだと思います。
脱衣場にある注意書き、特に『熊の湯入浴十か条』をよくご理解の上利用される(または利用しない)ことをお勧めします。
熊の湯温泉はとてもとても熱いです。和琴温泉露天風呂も熱かったですがそれ以上でおそらく45°Cくらいが地元の方々の快適温度とされているようです。われわれがむやみに水を入れて温度を下げると地元の方に怒られますので、まずはここは重要な利用ポイントです。(熊の湯入浴十か条でもこの温度の事について書かれています)
ちなみに、お風呂の適温は冬場で42°Cくらいとされています。
さて、いざ熊の湯温泉、先客に軽く挨拶をして、トレさんにここのお湯は相当熱いから気を付けてねと言っておき、わたしもそおっと足を入れてみると、、、なんと心地よい適温、、、、。
これはいいわ、うぇ~い!
先客であった2名が出た後、ちょっと待てよ、もうすぐ地元漁師の方々がやってこられると言われている3時、、、この温度はまずいのではないか?、、、💦
見回すと、山からの冷水を入れるホースの水がガンガンお湯に注がれています。これはやばいと思ってホースを湯舟の外に外しておきました。おそらく先客が水をいれていたのでしょう。
ほどなくして、日に焼けたガタイのいい兄さんがやってきました。これは地元羅臼の漁師さんに違いない、『こんちわ!』と挨拶をしておきます。
その兄さんが温泉に浸かった瞬間、こちらを見て『ぬるくない?』
そら来たーっ!
「そーなんですよ!先客が水をいれていたようで、さっきホースを外したとこなんですよー」
『そうか』
ふ~、事なきを得た、、、、💦
帰りに、脱衣所の寄付金箱にチャリンチャリンとお金を入れたら、湯船から兄さんが
『ありがとう!』と声が掛かりました
「いえいえ、利用させてもらって当然ですよ」
『いや、なかなか入れてくれる人が少なくてありがとう』
よかったー、後味よく熊の湯温泉を出ることができましたw
海鮮工房 羅臼漁業協同組合で羅臼昆布を買うミッション!
雨が本降りになってきました。熊の湯から下っていくとすぐに羅臼漁港なのですが、知床羅臼ビジターセンターに寄って、トイレ休憩と軒下で一服しながら雨装備を整えます。(湯上りでまだ暑い💦)
すると、道を渡って鹿が一頭やってきて、ビジターセンターの芝(草?)を食べだしました。角が生えかけなのでまだ若い牡鹿でしょう。
と思っていたら、気が付いたら鹿が3頭。一頭は立派な角が生えていますので3頭家族?なのでしょうかw
海鮮工房 羅臼漁業協同組合直営店
海鮮工房は道の駅 ”知床・らうす”の隣にあります
ここで、実家の母親に頼まれた羅臼昆布購入ミッションです。
しかし、いろんなパッケージがならんでおり、何を買えばいいのかよくわかりません。
店員さんに羅臼昆布には等級(1~4等)があることや、等級による違い、天然と養殖の違いなどを教えてもらい、羅臼花折昆布の特選(養殖)昆布と天然昆布を買い込み、実家への配送をお願いしました。
ちなみに、天然昆布の方が特選(養殖)昆布よりも収穫量が少なく高いのですが、昆布の甘味は養殖昆布の方があるとのことで、”羅臼のやわらかい昆布”と言っていたのでそのまま食べたいんだろうと考え特選(養殖)昆布の方をがっつり買い込んでおきましたw
道の駅 ”知床・らうす”を挟んで逆隣りの二階の”知床食堂”もいいお店ですよ。
釧路のネットカフェを目指す
雨をやり過ごす事と、2日に苫小牧からフェリーで帰るトレさんにも都合が良さそうな、釧路のネットカフェ”快活クラブ”を目指すことにしました。
Google Map に目的地をセットすると約2時間半の行程です。よし、これなら夜7時頃には到着できそうだ!
中標津を抜けるあたりで日も落ち一段と冷え込んできましたので、中標津郵便局でトイレを借り軒下も借りてレインウェアの下に一枚ライトダウンを着込みました。
そこからが、大変だったーーーー
雨、日が落ちて道路には照明無し、、、
くっ暗い!!!!
降雪時の路肩を示す矢印を電気で赤く点滅させている道路はまだそれを頼りに走れたけれども、その点滅も無い道路で夜の雨の対向車のヘッドライト、、、道が、、、見えない!!!!!
鹿の飛び出しはないか、、、
同じくらいの速度で前を走ってくれる都合の良い車があればいいのだけれども、たまに走ってくる車はばんばん追い越していきます。やはり夜は視界に勝る車には勝てませんね。
そんな状況なのに眠くもなって来るしで、もうフラフラで、やっとやっと釧路川を越えてガソリン補給。目的地のネットカフェはすぐ近くです。
Google Map の予想時間を大幅にオーバーしましたが夜9時前頃には無事、ネットカフェ”快活CLUB 釧路木場店”に到着し、フルフラットルームにインすることが出来ました。
しかし、本当に
夜の北海道の下道は走るな!ですよ💦
ちょっと甘く見ていました。本当に危険でした、反省😔
回転すし屋でトレさんとの最後の飯!
思えば、トレさんと一緒に北海度を走って今晩で9泊目。最後は雨の中の強行移動になってしまいましたが、トレさんのおかげでさんざん楽しい思いをさせてもらえました。
そのトレさんが最後の夜ということで、近くにある回転すし屋”まつりや”で今日までのお礼としておごらせて欲しいと申し出が、、、
いや、全くこちらこそという話なんですが、結局ありがたくおごってもらうことに、トレさんありがとう。
いや~今日までのこと思い出しながら、楽しく話をしていたら何喰ったかまったく写真も撮らず、唯一思い出して最後に撮ったのが、〆の蕎麦w
ちなみに、〆の蕎麦もすしも美味かったです!
トレさんごちそうさま!!
快活クラブに戻ってからも、今日までにお互い撮った写真を交換したりして、夜は更けていったのでした、、、、
いや〜
昨日はトレさんが行きたいと言ってくれたおかげで絶景地を巡って斜里町で蕎麦がまた喰えてすばらしい夕日を観て知床野営場でうまい豚も喰えた!(キタキツネにやられたのだけは余計だったけれども、トレさんグローブありがとう!)
今日もおかげで知床観光船に乗れたし熊にも会えたし💦熊の湯はいい湯だったし💦💦
しかし、真っ暗だし雨だし眠たかったりした釧路までのやばい道のりだったけれども、走りきれたのは二人だったからだと思うw
トレさん今日までありがとう!
さて、明日の北海道は?
『キャンプ場難民?』
『あれ?トレさん!』
『いいね、キトウシ野営場w』
の3本ですw
ではでは(^^)/~~