北海道キャンプツーリングで焚き火!頼りはスマホのいきあたりばったりの旅(その17)9月24日(火)。なんと、前日帰って来いですと?!というわけで十勝・豊頃町から友人の待つ登別温泉を目指します。日勝峠越えて、日高、夕張と道中はとても気持ちいいツーリングでした。
ルート:豊頃町→日勝峠→日高→夕張→苫小牧→登別(友人宅泊)
前日の:十勝・豊頃町で一日の記事はコチラ▼
北海道キャンプツーリングで焚き火!頼りはスマホのいきあたりばったりの旅(その16)9月23日(月)秋分の日。台風の影響で朝から雨がーーー!さてどうする?ここはのんびり『豊頃町茂岩山自然公園キャンプ場』のバンガローでやり過ごそう! ル[…]
2019北海道9月24日スライドショー動画▼(チャンネル登録よろしくw)
豊頃町、雨が去って快晴ツーリング出発
雨のおかげで、豊頃町で二泊大変お世話なりました。26日に苫小牧発フェリーに乗って帰らなければいけなくなってしまいました。残り二日は友人宅にお世話になることになり、今日は登別温泉を目指します。
豊頃町茂岩山自然公園キャンプ場のバンガローで二日目の朝
(6:00)
24日、目覚めたら、昨日の雨とうって変わって晴れ、よし!
朝飯だ!
昨日、そば処ホタルのお母さんにいただいた卵です!
いやー一気に4個の目玉焼き!キャンプで目玉焼きが食べられるなんて、ありがとうございます!
蓋をしてしばらく蒸してと
先に焼いておいた、道産豚のウインナーといただきます。
昨日セーコマートで朝飯にとパンも買っていたのだけれど、お腹いっぱいです。
片付けながら道具紹介
さあ、バンガロー内を片付けて撤収しましょう
調味料たち
左から、塩、七味、ガーリックパウダー、食用油、焼き肉のたれ、醤油、胡椒、マヨネーズ
まあ、これだけあれば大丈夫。焼き肉のたれは万能調味料wですけれど塩と胡椒があればたいてい何とかなります。
チタンカップ。今回は300mlと420mlを持参。直火に掛けることができます。スタックして中には25g固形燃料が4つ入ります。
スノーピークの900mlクッカーにイワタニジュニアコンパクトバーナーをスタック。
クッカーの収納ネットには、キャプテンスタッグのケトルもイン。
アルミ組み立てローテーブル
バックアップバッテリー、12000mAh。わたしはスクーターに2A2口のUSB電源取り出しをしているのでこのバッテーリーと合せて充電はなんとかなりました。
ACアダプタとか充電コードとか。特にスマホの充電ケーブルは予備を持っていた方がいいですよ。
ワークマンのストレッチレインウェア(耐水圧10000)。割とコンパクトになるのでこれを持って来ましたが、強い雨や高速で走行する場合には染みて来ます。雨の中、走行を続けるのならもっと耐水圧の高いものやバイク用がいいです。
積み込み完了!
十勝ロイヤルホテルでバンガローのキーを返して出発です。(9:23)
そば処ホタルのおかあさんにご挨拶して出発しよう
そば処ホタルへ出発のご挨拶をして行こうとしたら、とよころ物産直売所も含めお休み。
そば処ホタルさんの入り口と、とよころ物産直売所にはコザワおばあ様宛に付箋でメモを貼っておきました。(風で飛ばなかったかな?)
ありがとうございました、お元気で!
日勝峠(にっしょうとうげ)越え
と、帯広市をさっと抜け、セイコーマート 芽室東1条店でいつもの、北海道Mコーヒーを購入。
さて、この先R274に入って日勝峠越えです。
日勝峠展望台から、十勝平野が一望できます。ああいい天気!(11:30)
ああ、うっとりするR。
ここからまだしばらく、日高町までワインディングです。
このR274は、道央と道東を結ぶ主要道路なのでしょうね、トラックなど交通量が割と多い道路で勾配がきついところもありますが、緩やかなワインディングが続く気持ちいい道でした。
道の駅 樹海ロード日高
山を下って、開けたところに出てきました。(12:30)
道の駅 樹海ロード日高
しかし、日高と言えば日高昆布で海のイメージなんだけれども、ここはすっかり山の中です。道の駅樹海ロード日高だし、、、
と、調べてみたら、日高町は飛び地になっていて、この山の中の日高町と、南の海沿いの日高町と2か所ありました。ここは山側の日高町です。
ここでお昼にしましょう、今回はパンがいくつか残っているのでそれで済ませましょう。
セイコーマート 日高道の駅店で飲み物を買おうと入り
缶コーヒーにするかと持ってレジに行くと、レジのおねいさんがかわいかったので、思わず「北海道の飲み物と言えばなに?」と言ったら、
そりゃあ、ガラナかカツゲンでしょう!と
「なになにどこ?」
こっちこっちと、棚まで連れて行ってくれるというw
ガラナは飲んだことがありますが、北海道ではメジャーな炭酸飲料なんですね。ということで、コーヒーは返品してカツゲン購入!
カツゲンとは、雪印メグミルクのソフトカツゲン。SINCE1956 北海道限定品カツゲン、という乳酸菌飲料でした。
一口飲んでみると、乳酸菌飲料のピルクルに似ていますがそれよりもさっぱり味で、カルピスよりもフルーティで爽やかな味です。
残していたまんじゅうとパンと一緒にいただきます。
まずは”中花まんじゅう”、豊頃お菓子の豊月、とよころ物産直売所で買って食べるタイミングを逃していたものですが、まんじゅうと言いながら三日月型です。(北海道ではポピュラーな和菓子だそうです=中華まんじゅう)
かなりずっしりとした重みで、これは一人で食べる食べ物ではないのかも。
さて、うん、これはおいしいです、小豆のこしあんでしつこくない甘さに皮の出来もスポンジケーキっぽいふっくらでいいバランスです。これにソフトカツゲンのさっぱり味が合います、が、わたし的には小豆あんには牛乳が一番好きだな。
ということで、豊月さんの中花まんじゅうでほぼお腹がいっぱいになってしまいました。
さて、ここから南に下って海沿いの日高町に出るルートと西にこのままR274の山間道路を走って夕張を通過するルートがあって、ナビ的には南に行けということなんですが、ここはやはり山ルートですw
夕張・千鳥ヶ滝
さてさて、山間の道のR274を気持ちよく走って、Google Map に、”近くの観光名所”と訊いてみたらルート上に『千鳥ヶ滝』というところがあるそうで、寄ってみます。
走っていると、Pの案内の先に『夕張滝の上公園 ポンソウカムイコタン 千鳥が滝』という看板がありましたので、左折してJR石勝線を渡って駐車場に入りました。
『ポンソウ カムイ コタン』とはアイヌ語で、”北方の神々が住むところ”と言われている場所ということらしいです。(13:42)
千鳥ヶ滝は西側の公園の先のようです
公園の中を進んでいくと、左手に橋が見えてきましたので向かいます。しかし9月後半ですがもう紅葉しかけているんですね。
おっ
おおお
いや、昨日の雨で川が濁っているようで残念ですけれども、ここは紅葉の時期にはもっと素晴らしいでしょうねえ。キャンプツーリングにはきつい季節だと思いますけれども。
いやしかし、この奥の本流の滝は落差は無さそうですが多数の筋になって落ちています。よくみると手前の地層がかなり傾いて露出しています。60度くらい傾斜しているでしょうか?その傾いた地層の断面を川が流れ、柔らかい堆積物の層を水が削って、地層による溝の流れを作っているのですね。
う~ん、凄いです、これぞ46億年の自然、神(カムイ)のなせる景観ですね。
苫小牧を経由して登別温泉
さて、気持ち良かったR274からR234へ左折して、苫小牧を経由して海沿いを走り登別に向かいます。
おやおや、R274に入って少し行った所に、『道の駅 あびらD51ステーション』というのがありました、が、16時ころには登別温泉に着きたいのでパスしました。
ここには、かつての急行列車車両や蒸気機関車D51が展示されているそうです。
> 道の駅 あびらD51ステーション
っと、前回給油から200km以上走行したので給油します。
ENEOS 早来自工SS(14:30)
走行距離:216.8km
給油:5.74L
燃費:37.8km/L
うーん、気持ちよく走ってきたようです。まあ結構きつい登りが多かったか?w
苫小牧を経由して海沿いのR36に出てしまうと、左には海を眺めながらなんですけれど車も多く退屈な道になってしまいました。
そんな中、なんか出たーー
いや、一旦通り過ぎてから戻りましたよ!
わははははははははは、”熊”こんだけでかいと初めて見ると衝撃的です!
『網元感動市場かに御殿』
海産物売り場とレストランがあるようです。そしてこの左側には
”鮭”
こちらは熊とスケールを合わせているのか小さ目、やはり熊のインパクトが凄いですw
これには、かに道楽の”蟹”も影が薄くなりますね、関西人もビックリでしょうw
(15:43)
そして、登別温泉到着!(16:00)
地獄ラーメン『味の大王 登別温泉店』(2020年12月現在、新型コロナの影響で休業中ですが、終息しだい再開するそうです)
この日は営業時間(11:30~15:00)を過ぎているのでもう閉まっていますが、この前がしげさんとの待ち合わせ場所です。
登別温泉でしげさんと第一滝本館へ
しげさんが、まず温泉に入ってきたらどうですか?と勧めてくれるので、じゃあ一緒に行こうよと
と、その前に味の大王の道の向かいにある、登別国際観光コンベンション協会に行き、クーポンが無いか探してくれました。さすが地元民!
登別温泉街の極楽通り(通りは極楽なんだw)を登って行ってたら何かドンドコと音が聞こえます、何だ?
泉源公園があり中に下りていくと、そこから蒸気と音が出ています。間欠泉がありました。おおよそ3時間ごとに温泉が噴出するそうですが、タイミングばっちりだぞ!w
赤鬼と青鬼が睨んでいます。
着いたのは
第一滝本館
しげさんがここに連れてきたということは、ここが登別温泉で一番のホテルに違いありません。
入ってみると
すんげえ鬼の金棒、その名も『大金棒』金色だしwww
しかもからくり時計になっているようです。
とにかく登別温泉は鬼と地獄推しのようですw
さて温泉です!
これが、、、
残念ながら写メできないので画像はありませんが、とにかく凄い温泉風呂です!!!!
むっちゃ、湯舟の数と異なる泉質の数です。
正確には、露天風呂を含め全部で35の湯舟と、泉質は5種類あるそうです。
各広々とした湯舟で濁り湯があれば透明なお湯もあり、打たせ湯や、底に小さな石を敷き詰めた歩き湯まで多種多様あります。これでは、箱根小涌園ユネッサンも真っ青ですね!まあユネッサンは水着で遊ぶアミューズメント温泉ですが。
しかも、露天風呂ではお酒を含むドリンクサービス(有料)までやっているではありませんか。すげーー!
それに、なんといっても浴場から見える景色が素晴らしいです。
しげさんが、あれが登別地獄谷ですと教えてくれました。そこは箱根大涌谷のように、至るところで地面から蒸気が上がっています。しかも、谷の中に高架木道が作られていて奥に入っていけるようになっています。これは明日行ってみましょう。
しかしなるほどそれで地獄推しかー。
後で、第一滝本館のWebサイトで調べましたが、異なる5つの泉質の源泉は登別温泉の天然温泉で、日本にある10の泉質の半分が、第一滝本館で入浴できるということなんです。これは湯舟の数と合せて登別温泉最大らしいです。
日帰り入浴料金はやはりお高目です(値上がりしてますね)が、価値ある温泉ですね。
バスタオルとハンドタオルは無料貸し出しがあります。
通常料金 9:00~16:00 大人2,250円 小人1,100円
夕割料金 16:00~18:00 大人1,700円 小人825円
入浴料など詳細は > 登別 第一滝本館公式web
第一滝本館は、滝本金蔵さんが奥さんのために湯治場を、登別の山を開拓して最初に作ったのが元祖だそうです。
さすがしげさん、間違いない!
しげさん宅にお世話になりました
第一滝本館の温泉から上がって、しげさん宅におじゃましました。
いやー
石狩鍋、ザンギ(鶏の唐揚げを北海道ではこう言うそうです)
いやー美味かったです。
その後は、かつてわたしと一緒にしげさんがプレイしたゲームの動画を一緒に観たり、仲間のプレイヤーの話とか、深夜まで盛り上がってしまいましたw
しげさん、ごちそうさま、むちゃ楽しかった、ありがとう!
登別温泉近くのキャンプ場ならつどいの館 キャンプ場
つどいの館 キャンプ場
近くで焚き火を楽しめるところがないかと探していたら見つけました。
洞爺湖周辺にはいろいろキャンプ場がありますが、登別温泉に一番近いキャンプ場がここです。
・通年営業
・予約Tel:090-3899-0706
但し、説明に従って、必要事項をショートメッセージで送信して予約するそうです。
・料金:1000円/人
・チェックインアウト:フリー
なんと、一年中利用できるところがすごいですね。
2019北海道キャンプツーリングで焚き火 9月24日 (火)まとめ
ツーリング走行距離
十勝・豊頃町->登別温泉:約270km
ここまでの積算移動距離:約3,182km
今日は雨が上がって、朝から凄くいい天気で絶好のツーリング日和でした。
日勝峠を含む夕張経由のルートR274を結構ひたすら走りましたが、今日までの郊外道路と比べて若干交通量は多かったもののとても快適でした。(とはいっても、当然市街地や苫小牧から登別までの交通量と比べると圧倒的に少ないのですが)
夕張・千鳥ヶ滝は初めて見る滝の形状でびっくりでした。紅葉時期には多くの人出でしょうね、あの近郊には紅葉の名所が多そうです。
いやしかし、登別第一滝本館の温泉は圧巻でしたね。今回の北海道では各所で温泉に入ってきましたが、第一滝本館は温泉のデパートですねw
なにより、しげさん
ありがとなー
参考までに、登別温泉周辺にはもっとお安い日帰り温泉(銭湯も)もあります
カルルス温泉地区もおすすめですが、登別温泉周辺は第一滝本館でも5泉質あったように、泉質が多様です。
詳しくはこちら > 登別国際観光コンベンション協会
明日は、登別を観光して札幌のあきらさんちにお世話になりに行きます。
ってことでまったなー
ではでは(^^)/~~
※:全行程、かかった費用の詳細と合計などはコチラ▼
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