キャンプツーリングバッグ モトフィズのキャンピングシェルベースを購入しました

北海道遠征キャンプツーリングで焚き火に備えて、前回よりもバージョンアップすべくスクーターにキャリアを増設したりしていましたが、今回新たに追加バッグとして、タナックス モトフィズのキャンピングシェルベースを購入しましたーーw

いやー、125ccスクーターやバイクでキャンプ装備の積載としてはモトフィズのキャンピングシェルベース&モトフィズバッグは最強じゃないですかw

というわけで、タナックスモトフィズのキャンピングシェルベースをメインにスクーターへの取り付け積載などキャンプバッグのレビュー記事を書きました!総積載容量160L!ww

タナックス モトフィズ キャンピングシェルベースがキターーー

以前から気になっていた、タナックス モトフィズ キャンピングシェルベースをついに購入してしまいましたーーー!w



いつか買おうとAmazonの欲しいものリストに入れていたんですけれど、今年になって見てみたら『一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。』の表示が!
それでも価格が下がっていたので発注してみたら、2日後にすんなり届きましたw
どうやら取り寄せ商品のようですね。(購入時の価格は23,710円でした)

実は、このキャンピングシェルベースはタナックスモトフィズのグランド シートバッグとして、上下2分割構造のバッグの下部なのですが、キャンピングシェルベースとして単品で販売されているものなのです。



モトフィズの他のバッグを上に連結できるようにバックルベルトが8か所に付けられています。
このバックルに対応するモトフィズバッグは、「ミドルフィールドシートバッグ」「フィールドシートバッグ」「キャンピングシートバッグ2」です。わたしが愛用しているのは「フィールドシートバッグ」でばっちりです!

フタ(フラップ)の中央部分は滑り止め加工がされた素材になっています。

また、Dリングも6か所に付けられていますので、伸縮ネットなどを使って荷物を上に積載することもできます。

このネットはタナックス モトフィズ ツーリングネット-V のLL(60L仕様)です。
テント泊で焚き火して一泊ならこれでも十分なくらいですね。

本体素材:ポリカーボネート
容量:30L
外寸サイズ(mm)高さ:190、幅:600、奥行:350
内寸サイズ(mm)高さ:165、幅:590、奥行:320
製品重量:2.6kg
最大収納重量:10kg
フタは柔軟性のある素材なので少し高さを超えても閉まりました。
NMAXの全幅が740mmなので装着時にはみ出さずに収まってくれます。
内部の金具の部分にはちょっと雑ながら上から布が貼り付けてあります。まあ全体的に縫製部分など少し雑な感じはありますが使う分には全然問題ないでしょうw

大きなレインカバーが付属しており、3か所にドローコードが付いていました。上に積載したバッグ等丸ごと覆えるサイズです。本体がポリカーボネートなので下からの浸水もありませんね。
モトフィズの他のバッグに付いているレインカバーはドローコードが無く別途上から縛ってやらないといけないのですが、これは良さそうです!

タナックス モトフィズ キャンピングシェルベースの収納能力

キャンピングシェルベースのスペックとしては容量30Lとなっていますが、どれくらいの道具が入るのでしょうか?基本的に大物の収納に使いたいと思いますので入れてみました。

わたしが使っているタナックス モトフィズのフィールドシートバッグです。容量は39Lで、これにテント、シュラフ、チェア、エアマットを入れると、まだ隙間はありますが大物は満杯な状態です。(このバッグは左右拡張すると59Lになります。)これらの道具をキャンピングシェルベースに移してみます。

また、フィールドシートバッグはバッグの強度を維持するためか間口がちょっと狭く大物の出し入れに苦労したりするんですが、キャンピングシェルベースはフタがパカっと全開になるので、大物の出し入れも楽ちんでストレスが無いですねw

テントポールが余裕で横向きに入りました。
テント(FLYTOP1~2人用)、シュラフ(ナンガオーロラライト450DX)、エアマット(Sableの14cm厚エアマット)
これだとまだかなり隙間があります。シュラフを縦向きにして押し込んでみると、、、

移動したエアマットの上に、JOYVACKの回転チェアがピタリと入り、フィールドシートバッグに入れていた大物道具が全部入りましたw
これに焚き火台、ピコグリル398もアフターパーツ込みで難なく入っています。
まだ隙間はあるので、もっと小物や薄いものを押し込めそうです。

フタがパカッと開いて間口が広く荷物の出し入れがしやすいので、隙間に無駄なく物が入れられますねw

スクーター NMAX にキャンピングシェルベースを取り付ける

まず、キャンピングシェルベースのズレを防止するボトムベースをシートに取り付けます。

キャンピングシェルベースは本体がポリカーボネートなので、このボトムベースを取り付けないとシートの上で滑ってズレやすくなってしまいます。

NMAX のグラブバーは後付けのキャリアベースに替えて、昭和インダストリーズの浅型ラック フィックスキャッチを取り付けています。

クイック固定ベルト4本です。フィールドシートバッグに付属の固定ベルトよりも若干幅が狭く柔軟性があるベルトになっていて何気に扱いやすくなっています。

このうち2本をループを使って連結します。

このやり方は、タナックス モトフィズの他のバッグのクイック固定ベルトでも使えます。
連結したクイック固定ベルトをスクーターのシート下に通します。
残りのクイック固定ベルト2本をグラブバーの後ろに通して取り付けます。
ボトムベースの凸にキャンピングシェルベースの凹を合わせて載せます。
キャンピングシェルベースの金属バックルのレバーを押してクイック固定ベルトを通します。
金属バックルに通したクイック固定ベルトを引っ張り、適度なテンションが掛かるようにします。

モトフィズの他のバッグでは、プラスチックのバックルで連結して固定しますが、スクーターの幅広のシートに取り付けると斜めにテンションが掛かりバックルが外れたり壊れないかちょっと不安があったのですが、キャンピングシェルベースでは金属バックルになっており気分的に信頼度アップですw

4か所を金属バックルとクイック固定ベルトで固定します。
ベルト止めストッパー5個
ベルト止めストッパーで、余ったベルトをまとめることができます。
両端にフックが付いたセフティベルトが1本。
セフティベルトをバイクのテールやグラブバーに通せる場合には、キャンピングシェルベースの前ズレ防止用Dリングにセフティベルトのフックを掛けて前ズレを防止することができます。

キャンピングシェルベースを固定してから、前後左右に押してみましたががっちり固定されています。

ファスナーに鍵をかける事が出来るホールが付いたロックスライダーになっています。鍵は付属していません。

キャンピングシェルベースの上にフィールドシートバッグをスタックする

キャンピングシェルベースの上にフィールドシートバッグを載せて固定します。

キャンピングシェルベースに付いているバックルがそのままフィールドシートバッグの固定用バックルに接続できます。さすがタナックスのモトフィズ同士とっても簡単です。

ん?あれ?後で気づきましたが、上のバッグを固定するベルトに結構余裕(余り)がありますね、、、ということは、、、
キャンピングシェルベースと上のバッグとの間(隙間)にも平らになるものなら何か物を挟めそうですね!
バッグが不安定になるものは駄目でしょうけれど、タープとかわたしがインナーテントの中に敷いて使うことがあるアルミレジャーシートとかを畳んで挟めるかもしれませんね。今度試してみよう。(アルミレジャーシートを丸めてフィールドシートバッグのホルダーベルトに留めるとかなり横幅を取ってしまうんです)

キャンピングシェルベースの外寸横幅は600mmで、フィールドシートバッグの横幅は470mmですが、フィールドシートバッグを拡張すると670mmとなり、拡張してちょうどサイドポーチがはみ出るくらいですね。

ちなみにモトフィズのキャンピングシートバッグ2の横幅は、拡張せずに620mmあります。拡張すると820mmになります。

キャンピングシェルベースのフタのファスナーを開けて上に載せたフィールドシートバッグのハンドグリップを掴んで持ち上げると、キャンピングシェルベースを開けることができます。

これって!バッグを二段積みにして下のバッグの荷物の出し入れが簡単にできるというのは何気に画期的ではないでしょうか?

キャンピングシェルベースの上のバッグの上にさらに荷物を積載していたりして、開けるとバイクのハンドル部分などに干渉してしまう場合には、キャンピングシェルベースの中にあるオープンストッパーベルトが使えるかもしれません。

オープンストッパーベルト。本来はモトフィズのグランドシートバッグ用なのですが、
オープンストッパーベルトを上に載せたバッグのフラップに3つあるバックルの左右2つに接続してベルトの長さを調節すると

バッグが前に倒れるのを防ぐことができ、上のバッグやバッグの上に積載したものがハンドル周りに干渉しません。
但し、上のバッグの上に重い物を積載している場合やフラップの左右のDリングにネットでテンションが強く掛かっているような場合には、フラップを一点で留めている状態になるので荷崩れするかもしれませんのでお勧めできませんが^^;

あっ!あれだ、後で思い当たりました!

フィールドシートバッグに付属していた、接続バックル!

バイクからバッグを取り外しているときに、固定ベルトをまとめて車体に留めておく”接続バックル”だ!(わたしは全然使っていなかったけれども^^:)

接続バックルを使って、フィールドシートバッグのハンドグリップに通したオープンストッパーベルトを接続してやればいいんだ!!!
これだと、オープンストッパーベルトが斜めに掛かってちょっとだけ荷物の出し入れの邪魔になるかもしれないですけれども、フィールドシートバッグの上に積載した荷物の荷崩れを起こすよりましですねw

オープンストッパーベルトがフィールドシートバッグやキャンピングシートバッグ2とかでもちゃんと使えるじゃないですか!(タナックスさん、この点アピールした方がいいんじゃないですか?w)

キャンピングシェルベースのレインカバーを装着する

フィールドシートバッグを載せたままレインカバーをかぶせてみました。
レインカバーには3本のドローコードが付いています。これはモトフィズにしては画期的ですね、ってコスト掛かってますね^^;
3本のドローコードをしっかり引き絞ります。特にレインカバーの開口部の一番下はキャンピングシェルベースの下側まで覆ってしっかり閉じて吹き飛ばされないようにしましょう。

NMAXにバッグをフル装備してみる

リアキャリア、昭和インダストリーズの浅型ラック フィックスキャッチの上に道具を入れたトートバッグを設置します。
トートバッグは、ラック フィックスキャッチにモトフィズのキャリングコード3-V で固定しています。

これに、シートの前にヤマハ コンソールバッグを取り付けると

バッグフル装備になります。

リアキャリアのフィックスキャッチには、薪を積むときもありますw

全体の収納量は
モトフィズ キャンピングシェルベース:30L
モトフィズ フィールドシートバッグ:59L(拡張時)
ヤマハ コンソールバッグ:18L
NMAX シート下トランク:23L
リア トートバッグ:約30L
合計:160L
これらに、さらにフィールドシートバッグのフラップの下にも物を挟むことができますし、フラップの上にネットなどで積載することも出来ますので、かなりの積載が可能となりました。

NMAXにまたがると、こんな感じです。

前に若干傾いていて背中にバッグが当たりますが、フィールドシートバッグだけを取り付けた時も当たりますのでまあ問題なしです。これだけバッグの高さがあると背もたれにもなるかw

但し、この状態で重いものはあまり上の方(フィールドシートバッグ)に入れないようにして重心位置があまり上の方にならないようにした方が良いですね。

傾きが邪魔になるようだったらボトムベースとシートの間にウレタンとかをスペーサーとしてかまして傾きを調整しましょう。

バイクによってはグラブバーやテールの方がシートより高くて高さが合わない場合も、スペーサーを入れて調整してください。フィールドシートバッグとかのバッグの場合だと底面が柔らかいので多少の段差は吸収してくれますが、キャンピングシェルベースは底がポリカーボネートなのでボトムベースとしっかり嚙合わせることが重要です。

バッグの持ち運びについて

バイクにバッグを載せるときや、キャンプサイトで荷物を運ぶときの持ち運びのしやすさは重要ですよね。

キャンピングシェルベースの取っ手を持って持ち上げることも出来ますが
バッグを載せたり取り外す時や、持ち運ぶ際にはしっかりとした握りやすいハンドグリップを使うと楽に運べます。

キャンピングシェルベースの両サイドのハンドグリップの所にはショルダーベルト用Dリングもあります。ショルダーベルトは付属していません。

フィールドシートバッグを連結した場合の持ち運び

連結したままキャンピングシェルベースのハンドグリップを持って運べます。
フィールドシートバッグに付属のショルダーベルトで、連結したままキャンピングシェルベースごと運ぶこともできます。

キャンピングシェルベースに重い物を入れている場合には、ショルダーベルトはキャンピングシェルベースのショルダーベルト用Dリングに接続した方が無難だと思います。

タナックス モトフィズ キャンピングシェルベース レビューまとめ

キャンピングシェルベースは、本体がポリカーボネート製で軽くて丈夫です。

内寸最大幅590mmで30Lの容量があり、フタが大きく開き間口が広いので長物や大物が入れやすいですし、隙間に荷物を無駄なく押し込みやすいです。

Dリングが6か所あり、上にネットなどで積載することが可能です。

モトフィズバッグの、「ミドルフィールドシートバッグ」「フィールドシートバッグ」「キャンピングシートバッグ2」がそのまま上に連結してスタックすることができます。

キャンピングシェルベースの上にDリングを使って積載したりバッグなどをスタックしたまま、フタを開けることができます。
このとき、モトフィズフィールドシートバッグなどを持っていてスタックしている場合には、接続ベルトとストッパーベルトを使って、上のバッグが前に倒れるのを防ぐことができます。

バイクやスクーターのリアシートに簡単にしっかり固定することができます。

上に積載したものまで覆えるドローコード付きのレインカバーが付いています。

バッグの持ち運びが楽になる工夫がしてあります。

いやー、今年の北海道再挑戦に向けて購入を決意しましたが、このタナックス モトフィズ キャンピングシェルベースはやっぱり買ってよかったと思います。
予備ガソリンや工具類、場合によっては給水バッグ6Lなど重量物や、頻繁には使わないものはシート下トランクに入れて、今回入れた道具類をキャンピングシェルベースに入れれば、フィールドシートバッグにかなり余裕が出来るので、前回は節約した道具や衣類なども結構持っていくことが可能となりました。

今年の夏が待ち遠しい、、、がコロナの収束を祈るばかりです^^;

今回紹介したバッグ類の一覧(Amazon リンク)です







YAMAHA(ヤマハ) コンソールバック Q5K-YSK-069-P16> Amazon

フロア部分に装着するコンソールバッグ。TMAX、 XMAX、ホンダPCXなどにも装着できます。






昭和インダストリーズ 後用浅型ラック フィックスキャッチ> Amazon

この商品にはカラーバリエーションがあります。上記のブラケットに設置する場合には別途長いボルトねじ等が必要です。


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