ピコグリルに4.5mm鉄板で焚き火で肉を焼いてみた

ピコグリル398にラージメスティン収納サイズ4.5mm厚黒皮鉄板乗せて焚き火でステーキ肉を焼いて飯食ってみた

ピコグリル398に4.5mm鉄板

ピコグリル用鉄板の考察

アウトドアで美味いステーキが喰いたい!
肉を美味しく焼くには、蓄熱性の高い鉄が良いのは誰もが知るところ!つまりある程度の厚さと大きさで重量が有ることが必要なんですね。
となったら、まず頭に浮かぶ道具はスキレット(鋳鉄フライパン)ですよね。わたしもそれには賛成なんですが、、、

スキレット?

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スキレット フライパン 16cm > Amazon

参考価格:¥770

製品サイズ(約):180×280×高さ45mm
重量(約):1kg
材質:鋳鉄


ソロでステーキを楽しめるサイズとなれば最低でも直径16cmのスキレットが欲しい所ですが、積載に制限が多いスクーター焚き火キャンツーをするわたしなんかにとってはこの約1kgという重さとカサ高が悩みどころなんです。おいしく焼けそうな重量ではあるのですが。
それに、フライパンとしていろいろな調理に使うことを考えた場合、わたし的にはソロなら最低直径18cm欲しいので、主力フライパンは鉄製の18cmグリルパンを使っています。

鉄フライパン?

和平フレイズ グリル活用丸型パン18cm ランチーニ LR-7753 > Amazon

参考価格:¥1,381

商品サイズ:約270×190×44mm
重量:約590g
材質:本体:鉄、内外面:焼付塗装

これは家庭の魚焼きグリルで使うことを目的に作られたものなんですが、この18cm鉄フライパンならフタが付いて590gで、上の鹿番長の16cmスキレットとほぼ同じカサ高なんです。このフタ付きという点が気に入っています。

ロング焚き火キャンツーでもグリルパンは大活躍してくれています。

しかし!やっぱりアウトドアで厚い鉄で肉をふっくら焼いて喰いたい!!!
ということで見つけたのが、ラージメスティンに収納できるサイズの4.5mm厚鉄板だったのです。

ラージメスティンサイズ4.5mm厚黒皮鉄板!

これだと袋か、ケースを作って入れてもラージメスティンに入るサイズです。(わたしは新聞紙で包んでいますがw)いい色になっています<自画自賛w

oka-d-art 黒皮鉄板 スモールタイプ 【穴なし】 ラージメスティン用 4.5mm > Amazon

購入時価格:¥2,300

【黒皮鉄板の厚さと大きさ】t4.5mm×約120mm×約175mmです。(材用切断時の寸法なので曲げるとマイナス気味になります)
【黒皮鉄板の重量】黒皮鉄板単品:約720g

この手の鉄板には色んなものがありました。サイズは当然ながら、鉄板の厚さは3mm~6mm、ふち曲げ加工の有無、ハンドル用の穴加工の有無、、、

いろいろ調べて物色した結果、上の4.5mm厚、ラージメスティン収納サイズ、ふち曲げ加工あり、穴無しという選択をしました。一番迷ったのがハンドル用の穴加工とハンドルですが、この重さ(720g)ならなんとかトングで掴んで持ち上げることが出来て正解でした。(わたしより非力な人はハンドルを付けた方がいいかもしれません、ってよくわからないですね^^;)この点は重さをよく考えて選択することをお勧めします。

さて、この鉄板なら16cmスキレットで焼くくらいのサイズの肉を余裕で焼くことができますし、何より平たくて収納と積載で有利です。

ピコグリルの考察

この鉄板を焚き火台&グリルのピコグリル398で使いたいのですが、ピコグリルってスピット(串)をゴトクにして鍋なんかを置くと、なんか不安定な感じで落ち着かないんですよ。(あくまでも気のせいw)

ピコグリル 398 Picogrill398 > Amazon

参考価格:¥14,000

サイズ:収納時 33.5cm×23.5cm×1cm, 組立時 38.5cm×26cm×24.5cm
本体重量:約 365g(串・ケースを除く)
素材:ステンレス
付属品:Spit(串2本)・収納ケース・日本語説明書
2020年モデルからシェルにPicogrillのロゴの切り抜きが入りました

やはりピコグリルでラージメスティンサイズ鉄板を2本のスピット(串)をゴトクにして置くと鉄板しか置けないじゃないですか、、、
と、100均ダイソーを物色していたら、いろいろ焼き網は置いてあるのだけれどもどれも大きいんだよなー、と思っていたら、
ありました!

ダイソー スタンド付焼き網 27×21cm
これは折り畳みのスタンド付きの焼き網で、袋の写真にあるような使い方を想定しているのでしょうが、別にスタンド使わなくていいし、それになりより、このサイズのおかげでピコグリルのケースに一緒に収納できます。
これで準備万端だーー

ピコグリルに4.5mm鉄板で肉焼くよ!

いやー、前置きが長かったですが、いよいよラージメスティンサイズ4.5mm厚鉄板で焼きますよー

ラージメスティンの中に、、、米とかカトラリーとか、新聞紙に包んだ4.5mm厚鉄板とかw

ピコグリルは、スタンド広げてその上にシェルを載せたらセットアップ完了の簡単2ステップです。驚きの軽量焚き火台&グリル(スピット×2、ケース含めても約489g)ですが、スピット上の耐荷重は約5kgあります。(だから1kgもない鉄板なんて問題ないのです)
薪をナタで割って細い薪を用意して、ピコグリルに置くと下に適度な隙間が出来るので、そこにいつものように25g固形燃料を置いて点火します。

順番に太い薪を加えて行って、薪の表面が焼けて炎が落ち着くのを待ち、スピット一本とダイソー網を載せます。

おお、いい感じじゃないですか。網はピコグリルのスタンドの上端に突起があるので引っ掛かけて置くことができます。

薪火が落ち着いて、若干熾火に近づいたくらいで4.5mm鉄板を載せます。
鉄板で肉を焼くときは弱めの火のほうがいいのです。じっくり鉄板を加熱しておきます。

先に仕込んでいた、メスティン自動炊飯で約30分くらいで一合飯が炊けました。今日はゲーム隊員のTさんと一緒なのでこれを半分こします。

鉄板が十分に温まった頃合いでサラダ油を少し落としてヘラで伸ばし少しなじませます。ここで油の煙が出るくらいなら熱すぎですよ。

肉投入!

今回のスパイスは、塩、コショウ、ガーリックパウダー
本当は、薄切りニンニクを先に炒めて油に香りを付けて置くともっといいのですけれど。

焼き網の余りで、野菜とかも焼けます。

ピコグリル&4.5mm厚ラージメスティンサイズ鉄板で肉を焼く動画 ▼

いい音で焼けています!(LED照明の点滅がちょっと見苦しくてすみません^^;)
さて、醤油ダレをちょっと付けて実食。

うまーーーー!

ふっくら焼けています!黒毛和牛!

肉、追加投入!

やはり、720gの鉄板です、弱火で肉を載せても温度が一気に下がらず、安定してジュウジュウ焼けています。

肉と飯を食い終わって、野菜とかソーセージでも焼いた後は焚き火を楽しみながら珈琲でもと思っていたら、突如、、、ぽつり

雨!ぎゃー!!

今日は、降らない約束じゃーー?

結構降ってきた!しょうがない、速攻で撤収だ!とバタバタと片付けたら本降りの模様に、
と思ったら、突如

雨止む!

えっ、えええええええ?!

撤収!!

ピコグリルに4.5mm鉄板で肉を焼いてみたまとめ

いやー、今日は肉焼いて、後はまったり焚き火を楽しもうと思っていたのに予想外の雨で撤収の憂き目に!

しかし、用意した道具たちが狙い通りの働きをしてくれました。
ラージメスティンサイズ4.5mm厚鉄板はピコグリルにお勧めの鉄板ですね。

ピコグリルはシェルとスピット(ゴトク)との距離が比較的多いため、薪火と鍋に距離があるとか炭火BBQには不向きと言われていますが、逆に弱めの火が必要な鉄板焼きステーキは大正解でした。
雨さえ降らなければ鉄板と焼き網でもっと楽しめたところでしたが。

今日の結論

ピコグリルと焚き火鉄板焼きの相性はばっちり!
ピコグリル398と4.5mm厚鉄板ラージメスティンサイズ+ダイソースタンド付き焼き網で美味いステーキが喰える!
このセットはソロ~2人での鉄板焼きに最適です。

4.5mm厚ラージメスティンサイズの鉄板は、やはりあのくらいの重さ(約720g)があると、温度変化が少なく肉を美味く焼くことが出来ました。但し火加減は弱めで!

では、また!

4.5mm鉄板でステーキを焼いた記事はこちら▼

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